日本が強みをもつ化学・素材分野における基礎科学、萌芽技術に細かく目配りをし、中長期的な視点で技術の深み、広がりを判断し、大学、研究機関及び企業などの外部機関と一緒に革新技術の創出に挑戦します。
 SGC産技研は委託研究または共同研究という方式で強い連携関係をつくり高い研究目標を設定し、特許・試作品・製品開発と段階的に研究を発展させながら技術の創出を目指していきます。

 SGC産技研は研究開発で生まれた基本技術をアーリーステージの段階に留めておくことは決してしません。
 中国内にあるSHCCIGグループ及び楡林化学の機能と連携して、グローバルな視点での人類共通の課題の解決と企業としての利益創造を図るため、日本企業とのWin-Winの協力ができるビジネスモデルの構築も図りながら、基本技術を事業化に導くための実証試験を進めて事業開発を推進します。

 日本企業が持つ産業や社会に役立つ優れた化学品技術と中国現地の開発力、原料供給力とを効率よく融合 させて事業化につなげる「橋渡し」役として、日本の主要化学企業や化学分野のベンチャー企業などとの連携 や協業により、新規事業の共創に向けた取り組みを推進します。

事業の"芽"を発掘

日本国内の研究機関や企業との交流や連携を拡大発展させ、次世代の事業のベースとなる技術の"芽"を発掘していく。必要な場合には、研究開発によって基本技術からの"芽"づくりも実行する。

事業開発への実証

日本の協力機闋と共に、事業の"芽"を成長させ、事業化への道筋を描くための実証事業を推進する。 日本と中国との役割分担も明確にしながら、共有資産としての知財アセットを構築する。

事業モデル構築 

日中間で継続的に協力できる、互恵関係を可能にする事業モデルを構築する。
日本と中国のみならず、世界の市場やメガトレンドを見据えた事業モデルを構築します。

新事業の創造  

新事業が生み出す新製品・新商品のサプライチェーンをグローバルに構築し、その中で貿易事業を発展させ、コンサル事業、ライセンス事業による共益も図リながら、新事業による美しい未来の創造を目指します。